首のスポーツ障害 バーナーペインシンドローム
2017.02.13
サボっておりました。本日からの数回は部位別になりやすいスポーツ障害を御紹介致します。
第1回目は首のスポーツ障害です。
私がアメリカンフットボールのトレーナーをしていた時によく経験したのが「バーナーペインシンドローム」と呼ばれるスポーツ障害?というよりはスポーツ外傷です。
アメリカンフットボールでもラグビー、相撲などのコンタクト系スポーツにはよくみられる外傷ですが初心者の頃は相手に当たるのが怖くて相手を見ずに頭を下げたままタックルしてしまい(これをアメリカンフットボールではスペアリングと呼びます)首を捻挫する事がよくあります。これに首が強制的に曲げられることで肩、腕にかけて焼けるような電撃痛を発し、上肢のしびれ、脱力感を生じた状態をバーナーペインシンドロームと呼びます。治療としては初期(当日から1週間程度)ではアイシング、カラー固定などが有効であり、その後痛みが5割減した段階からホットバックや超音波などを行い血流を改善させることが重要で後帰までに2週~3か月と症状の度合いにより異なります。
予防法としては第1は相手をよく見て頭を下げずにタックルする事ですが頚部の筋力強化、要するにネックフレクション、ネックエクステンションまた首を支える僧帽筋のトレーニングでシュラッグをする事も予防に繋がります。
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