肩のスポーツ障害 インピンジメント症候群 野球肩について
おはようございます。今日は昨日に引き続きスポーツ障害シリーズとして肩のスポーツ障害を御紹介致します。肩のスポーツ障害として最も多いのがインピンジメント症候群という一般的には野球肩と呼ばれる障害です。野球肩とはどのような疾患かというと・・・
野球肩には大きく分けて2つに分けられます。
1つは、けが(外傷)もう1つは、オーバーユース(使いすぎ)に分けられえます。
けが(外傷)に場合、急にボールを投げたら肩に激痛が走って、投げれなくなったというような、原因が明確な場合がほとんどで、この場合肩の亜脱臼、腱板損傷、関節唇損傷、骨折などが考えられます。もう1つは「オーバーユース(使いすぎ)」の場合は毎日、毎日ボールを投げていると知らないうちに肩が痛くなってきたという具合で、特にピッチャーやキャッチャーなどボールを投げる頻度が多いポジションの選手に多く発生します。痛める場所は様々で投球フォーム、選手ごとのクセなどに影響を受けます。また野球だけではなくバレーボールのアタッカーや水球などの選手にも発生します。
治療法としてはどちらにしろ第1は安静です。怪我にしろオーバーユースにしろ理由はどうあれ炎症が痛みの原因ですのでアイシングと安静が一番の治療になります。また炎症が引き、痛みが半減した段階で温めやストレッチ、マッサージなどで血流を良くして患部に傷を修復する為の栄養を運んであげる事で回復も早くなります。この段階になったら痛くない範囲でキャッチボールなど軽めのメニューから調整して徐々にピッチを上げていくと良いと思います。
<野球肩を予防するためには・・・・>
・指導者によく確認してもらい正しいフォームを習得する。
・投げ過ぎないこと(ストレッチをする、投げた後はアイシングをする)
・投球動作の負担に負けない肩を作ること(インナーマッスルを鍛える)が重要です。
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