腰椎椎間板ヘルニアについて。
2017.09.12
腰椎は5個の椎骨(骨)からなり上半身を支える 脊柱のなかでも最も大きな荷重を受けもちます。同時に可動性も大きいため、椎間板の障害を起こしやすい部位で椎間板ヘルニアは椎間板・線維輪に亀裂が入って、内部の 髄核が飛び出して神経組織を圧迫した状態です。通常、激しい腰痛と片側の下肢痛・しびれ感を引き起こします。疼痛やしびれ感の部位は、圧迫される神経によって異なります。神経症状の強い場合は障害神経の支配筋に運動麻痺を生じます。
治療法としては排尿、排便障害、下肢の麻痺などがある場合は手術した方が良いと思います。その他の場合は手術せず回復する可能性が高いです。日常生活においては長時間の椅子に座るなどは椎間板の内圧をあげてしまう為コルセットを巻いた上で安静臥床し前屈みの姿勢にならないように注意します。脚の痺れや痛みがある場合はロキソニンよりリリカなど神経系の痛み止めが効果があります。また可能であればこちらのエクササイズを行いましょう。
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