あなたの「肩こり」は本当にただの肩こり?
他の疾患の副作用として肩こりが発生する場合もあります。下記の疾患は肩こりを引き起こしやすい疾患です。今のご自身の症状と照らし合わせてみてください。
頸椎椎間板ヘルニア
首が動かせなくなるような痛みで始まることが多いのですが、首の他にも肩、腕、肩甲間部の痛み、しびれ、脱力感が生じます。また、痛みやしびれは、腕から手にもその症状があらわれます。重度の場合は両手、下半身まで及び物がつかみにくい、物をよく落とす、足が突っ張るなどの症状へ進行する場合があります。
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
特に原因もなく自然に肩が痛み、腕が上がらなくなるなど、老化とともに肩関節が痛んだり、動きが悪くなるものです。症状としては、「肩が上がらない」「夜、肩が痛み寝れない」「動作時に痛む」などが挙げられます。完治するまでに一般的に早くても半年、1年~2年の期間を有します。根気が必要です。
胸郭出口症候群、斜角筋症候群
鎖骨周辺で腕神経叢という腕や手指に行く抹消神経の束が腕や手指に行く鎖骨下動脈や鎖骨下静脈という血管とともに圧迫されて起き病気で首や肩・腕を特定の位置に持っていくと腕や手指にしびれや怠さ、痛みが現れます。首が長く、なで肩の女性に多い。
頸椎症(頸椎症性神経根症、頸椎症性脊髄症」
頸椎症は主に加齢に伴うもの外傷(アメフト、ラグビーなどその他交通事故)により起こることが多い。頸椎症の中には変形した骨、靭帯の石灰化、骨化などにより神経を圧迫する頸椎症性神経根症、脊髄自体を圧迫する頸椎症性骨髄症があります。症状はまずは、首、肩の重さや痛みなどから始まり、徐々に上肢、下肢の症状が出ます。例としては、腕の痛み、脱力感、手指のしびれ、シャツのボタンがかけにくい、字を書くのが不便などの症状が出ます。脊髄に圧迫が起こると下肢の症状が現れ、歩行障害、便秘排尿障害、最悪、歩けなくなることもあります。
内臓疾患、感染症からの肩こり
これは、判別の難しいところですが、今まで肩こりがなかったのに急に肩こりがする、左肩が急に痛くなったり、引いたりを繰り返すなど普段と違う感じがあれば要注意です。例としては、肺がんや肺腫瘍の初期症状として肩こりが出たり、狭心症、心筋梗塞などでは左肩へ痛みが出る特徴があり、肝臓、胆のうの病気では右肩へ痛みが出ることがあります。また、ヘルペスなどでも肩こりが出る場合があります。
「あれっ、普段と違うな。。。」と思えば内科等受診するのも手だと思います。
当院では、整形外科に限らず、脳神経外科、外科、内科等とも提携しているので問診の時におかしいと感じた場合はご紹介させて頂いています。
長崎で肩こり、腰痛、膝の痛み、スポーツ障害でお困りの方、ストレッチ、ダイエット、骨盤矯正、筋力アップをお望みの方は良整骨院、S&Cパーソナルトレーニングジムへ
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