ランナーに多いスポーツ障害③
今回もランナーに多いスポーツ障害について書いてみようと思います。今回は「足底腱膜炎」です。
足底腱膜炎とは?
偏平足や逆にハイアーチの人に多い疾患で剣道、ジョギングやマラソンを趣味で行っているランナーに多くオーバーユースいわゆる使いすぎによって起こりやすい。足底腱膜炎も症状が悪化すると踵に痛みがでることがあり、それを「踵骨棘」といい踵の骨が腱膜に引っ張られて棘のようにささくれ、それが腱などを圧迫すると痛みで歩行に支障をきたす。朝起きて一歩踏み出す時に痛いでも時間が経つと改善するというような症状が出た場合は要注意です。
治療法、ストレッチ、テーピングなど。
1番良い治療法はオーバーユース全てに共通することですが第1に安静です。またこの疾患は腱が炎症を起こして起こっているので超音波療法また痛みが出だして数週間経過している場合はアイシングと温める事を繰り返し行う交換法いうやり方も効果的です。自宅で行う場合はお風呂に入った時に桶に水を入れてその中に1~2分浸けてアイシングを行い血管が収縮したら今度は5分程度湯船に浸かり温めます。コレを2、3回繰り返すと効果的です。後はマッサージやストレッチも良いとは思いますが痛い箇所を強くマッサージしてしまうと炎症が酷くなる可能性もあるので軽めに行います。また鎮痛消炎剤の使用も効果的です。後踵に痛みが出ている場合は日常生活での負担も軽減させるために踵に特化したサポーターもオススメです。
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