水分を積極的に摂取すると痩せるの?
夏の暑い時期に水分を沢山摂ると、沢山汗が出て、身体が軽くなっていくようなイメージがあるかもしれませんが確かに汗をかくことで一時的に体重が減るのは事実ですが、失われた水分を摂れば簡単に元に戻ってしまいます。頻繁に喉が渇くからと糖質の多い飲み物を沢山飲んでしまえば、痩せるどころかむしろ太ってしまいます。また、水分とナトリウムを同時に摂ることは熱中症予防などで推奨されていますがナトリウムが増えると体内の浸透圧が上がりそれを薄めるために体内に水分が余計に貯留されるのでいわゆる水太りという現象が起きます。糖分やナトリウムを摂らず、水だけを摂ることで利尿作用を促すということも考えられますが、尿を排泄しても体の中の貯水量はあまり大きく増減しません。利尿作用のある物質を摂取すればより多くの水を抜くことは可能ですがその場合も一時的に体重が減るだけで水分を摂れば簡単に元に戻ってしまいます。水分の摂取によって痩せることがあるとすれば水をがぶ飲みして、食べ物が入らないほどお腹が膨れてしまい、それを何日も続けたような場合です。食欲がなくなる、余計に水分ばかり摂る、また食欲がなくなる、という悪循環が起こると考えられます。いわゆる夏痩せです。コレは確かに痩せますが身体にとっては良くない状態です。そもそも痩せたり、太ったりするのはエネルギー収支にあります。エネルギー源となるグルコース(ブドウ糖)のうち余った分が脂肪組織に取り込まれ、中性脂肪が合成されます。エネルギー過剰なケースであるばいくら水分をとっても痩せることはありません。摂取エネルギーを減らすか消費エネルギーを増やすことが重要です。
長崎で肩こり、腰痛、膝痛、スポーツ障害でお悩みの方、骨盤矯正、ダイエット、筋トレ、スポーツマッサージをご希望の方は良整骨院、S&Cパーソナルトレーニングジムへ