腰痛講座その③

腰痛講座その③

2019.11.26

伸展型の腰痛について。

1 筋筋膜性腰痛

腰痛の70%以上を占めると言われる腰痛で原因不明の腰痛は殆どがこれに当たります。要するに 外から検査してもレントゲン、MRIを撮っても異常なし。でも腰が痛いという場合がこれに当たり ます。

2 腰椎椎間関節炎

背骨の骨と骨の間が何かの外力により炎症を起こして腰が伸ばせなくなる状態です。この場合前 屈みの方が楽な場合もあり、コルセットすると逆にキツイ場合もあるのでその時は付けないよう にしましょう。

3 分離・すべり症

思春期の運動を一生懸命やる子に多く疲労骨折とも呼ばれます。安静にしてると痛みはないが後 ろに腰を反らしたり、運動後や運動中に痛みが強く出るのが特徴です。子供さんが腰が痛いと訴 えた場合、腰を反らすと痛いのか運動中や運動後に痛みが強くなるのか確認してそういう症状が ある場合は一度整形でレントゲンを撮りましょう。

4 脊柱管狭窄症

いわゆる老化現象の1つで背骨が加齢に伴い変形を起こして神経を圧迫することにより腰痛や下肢痛を引き起こします。歩くとだんだん痛くなり座ると落ち着くという症状が出ます。歩ける距離は人によって異なります。

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