腰椎椎間板ヘルニア(急性期の対処法)
2020.10.09
ヘルニアの激しい症状(腰痛と片側の下肢の痛みやシビレ)が生じた場合には仕事、スポーツ活動など腰に負担の掛かる活動は完全に休止してまずはベッドなどで安静臥床が治療の基本です。
更にヘルニアに刺激されている神経根の炎症を和らげる為、冷やしたり、消炎鎮痛剤の内服、コルセットなどを使用する。ただしロキソニンはヘルニアの場合あまり効果がない場合が多いのでリリカなど神経系の痛み止めが効果的です。
痛みが落ち着いてきたら長期臥床は筋力を落とす原因となる為、痛みがあっても可能な限りコルセットを着用して歩行したり運動しましょう!
但しヘルニアの場合、神経根の炎症が収まるまで3.4週間を有するのでその間は長時間の中腰や座位、重い物を持つなどは控える。
上記の事を行なっても中々痛みが引かないもしくは酷くなる場合はブロック注射なども視野に入れる。それでも効果のない場合は手術となるが足の麻痺や排尿、排便障害がなければ極力保存療法にて様子を見たほうが良い。
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