変形性膝関節症の病態と治療

変形性膝関節症の病態と治療

2023.05.16

こんにちは。今日は中高年に多い変形性膝関節症について書いてみようと思います。

症状

男女比は14で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。主な症状は膝の痛みと水がたまることです。

初期:立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛みます。

中期:正座や階段の昇降が困難となります。

末期:安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。

原因と病態

原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や遺伝子的要素も関与しています。また骨折、靱帯や半月板損傷の外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。

加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、使い過ぎによりすり減り、関節が変形します。

治療

症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や外用薬を使ったり、超音波療法、マッサージ等で血流がよくしたり膝関節内にヒアルロン酸の注射などをします。また大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練などの運動器リハビリテーションを行います。

サポーターも良いと思います。

このような治療でも症状が改善しない場合は手術治療も検討します。これには関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術などがあります。

長崎で肩こり、腰痛、膝痛、スポーツ障害でお悩みの方、骨盤矯正、ダイエット、筋トレ、ストレッチをお望みの方は良整骨院、S&Cパーソナルトレーニングジムへ

交通事故治療(自賠責保険) 労災 各種保険取扱い