足首捻挫の治療法やリハビリ。
捻挫の重症度
ステージ1 靭帯がわずかに伸びた程度。痛みは軽度であり歩行は可能で腫脹も殆どない。リハビリも不要で痛みがなくなればスポーツ活動OK
ステージ2 痛みも強く腫脹もある。歩行はなんとか可能ではあるがびっこ引く。1~2週間固定が必要。リハビリも行う。必要と判断すれば精査も行う。
ステージ3 歩行不能、痛み、腫脹共に強度。2.3週間、内出血が消失するまで固定を行う。その後リハビリを行う。精査は必携。不安定感が残るようなら手術も考える。
受傷~復帰するまでの流れ
- 保護期 目的:腫脹の除去、可動域の改善 治療内容 超音波療法、固定、アイシング、熱感がなくなり次第、アイシングを温熱療法に切り替える。
保護期のリハビリ
各それぞれ10~20回行う。その後必ずアイシングを10~15分行い終了。痛みがなくなれば②へ
② 訓練期前期(OKC) 続可動域の改善、不可重での筋力強化 治療 超音波療法、低周波の併用も可能、交換法、下腿部へのマッサージ
訓練期前期のリハビリ
タオルギャザーは3~5往復程度、チューブエクササイズは底背屈に加え回外の動きも行う。10~20回、ビー玉掴みは一個ずつ行う。痛みがなくなれば③へ
③ 訓練期後期(CKC) 運動協調性の改善、荷重化での筋力アップ 治療は前期と同じ。
各10~20回行う。痛みがなくなれば④へ。ただし運動復帰を目指している人以外はこの段階で痛みがなくなれば治癒とみなす。
④ 復帰準備期 スピード、瞬発力、持久力の改善
トレーニング例
ウォーキングやジョギング、ニーベントウォークなどスローなものから初めて運動強度の高いものへ移行していく。
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