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痩せる秘密教えます!

ダイエット中の筋トレは筋肉を落とさないようにまた筋肉を強くする為に行うものです。確かに筋トレ+食事制限だけで摂取カロリー<消費カロリーになれば痩せますが「早く結果がだしたい!」「体脂肪や内臓脂肪が多い」「過体重」場合は中々筋トレと食事制限だけでは難しい場合もあります。そこで有酸素運動です。

では何故痩せる為に有酸素運動が有効なのでしょうか。ちょっと難しい話にはなりますが「工場」にたとえて説明します。筋肉の中にはミトコンドリアと呼ばれる「工場」があります。このミトコンドリアは筋肉をATP(アデノシン三リン酸)を使い動かしたり、ATPを作ったりしています。また筋肉は筋トレや短距離走で使われる速筋とウォーキングやジョギングなどで使われる遅筋に分けられます。ミトコンドリア(工場)を大きくするのは速筋、工場の生産効率を高めるのが遅筋です。

生産効率を高めるとはどういうことかというと工場の中にベルトコンベアが1.2基しかないのと10基あるのでは材料を運べる量が格段に違います。遅筋はこのベルトコンベアを増やす役割をしています。

ミトコンドリア(工場)は筋トレなどの無酸素運動をする事で大きくなります。

ミトコンドリア(工場)はATP(アデノシン三リン酸)を使って筋肉を動かすだけではなく糖や脂肪を使ってATPを作ることも出来ます。

このATPを作る為には酸素が必要になります。酸素を運ぶのは毛細血管(ベルトコンベア)です。運動をあまりしない人は一つのミトコンドリア(工場)に対して2〜3の毛細血管(ベルトコンベア)がありますが有酸素運動を行い遅筋を鍛えることでこの毛細血管が増えることが研究で確認されています。毛細血管が増えると酸素を多くミトコンドリアに運べるので多くの糖や脂肪を使ってATPを産生する事が出来ます。これが「有酸素運動をすると痩せる」と言われる所以です。

ただし、有酸素運動で遅筋が使われている間は速筋は殆ど使われません。よって筋トレと有酸素運動別にやらないといけないという事になります。

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